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高齢者の気持ち③

 今日起きた、「高齢者あるある」です。

 

 ウチのお客様の中で最高齢。夫婦合わせて197歳です。

娘さんは近くにおられるものの、お二人で暮らしておられる立派なご夫婦です。

 

 本日のお会計の後、『お金を入れていた瓶が無くなっているから戻ってきて』と、何度も電話がありました。

瓶が消えるまであんたしか家に来ていない、だからあんたが犯人だ!と怒鳴られビックリしました。

すごい剣幕です。

必死で違うと伝えましたが、耳が遠い方なので、会話がかみ合わず、「もういい、帰れ!」と言われて諦めて帰りました。

 

 数分後、また電話がかかってきて、「瓶が見つかった。酷いことを言って申し訳なかった。」とのこと。

ご高齢の方とのお金のやりとりは本当に気をつけないといけません。

 

 ご本人も体力知力の衰えを自覚されていて、「気をつけないと。スキを見せたら恐いぞ」と普段から思っているのでしょう。

仕方のないことですね。

 

 数時間後、また電話がありました。「本当に悪いことをした。ご主人にこれからもよろしくお願いしますと伝えてください。」とのこと。(耳が遠いから、一方通行の会話です)

とても気にされているようです。なんか、しばらく数日電話がかかってきそうです。(普段から、1つの用件に4~5回電話される方なんです。)

 

お願いです。そんなことは気にしてませんし、忘れて下さってもいいから、お金の保管場所は忘れんといてね!