毎週木曜日の決まった時間、ある施設に訪問しています。
くるみーる号ではなく、妻が別の車両で訪問しています。
先日、そこの入所者が夜中に殺されるという事件が起きました。
詳しいことは分かりませんが、施錠されていたので、外部から侵入される可能性は低いとのこと。
でも、この施設はとてもしっかりしていて、職員さんも人間的によくできた方が多いので、ちょっと信じられません。
事件の翌日が訪問日だったので、伺って良いのやら、ダメなものやら・・・。
電話をして聞きますと、「ぜひ来て下さい。」とのことでした。
妻の話によりますと、マスコミと警察官がいっぱい来ていて、物々しい雰囲気だったそうです。
でも、いつものお買い物では、いつもの顔なじみのお父さんお母さんが待っていてくれて、いつものように楽しく買って下さいました。
多くの職員さんやお父さんお母さんから、「こんな時にも来てくれて、ありがとう!」と声をかけていただいたそうです。
「こんな忙しい時に来やがって!」と言われるかと恐る恐るだったのに、とても嬉しかったと言っています。
先週、ウチのミスで怒らせてしまったお母さん。
「二度と来るか!」と捨てゼリフ。
でも、今日も何事も無かったかのようにニコニコ顔でお買い物でした。
世を達観した、お父さんお母さん達にとっては、こんな時でも、時間はいつものように流れ、いつものように穏やかに、過ごせているんですね。