皆働社会と福祉主義

 日本理化学工業(株)の大山泰弘会長の本を4冊まとめて読みました。

 

僕は「目指す方向で間違いない」と、エラそうですが、改めて確信しました。

 

 日本理化学工業は半世紀も前から、知的障害者雇用で社会貢献を実践されてきた方です。

かたや、こちらは、高齢者の支援を掲げながらも、まだ何の実績もない口だけの会社。

比べるのはあまりに失礼ですが。

 

 僕が理念とした、「貢献感が人を幸せにする」とういことや、「誰もが誰かの役に立つ社会」と同じように。

大山会長は、「皆働社会」「福祉主義」という言葉で述べています。

 

 「皆働社会」とはどんな立場・状況の人でも、働くことで幸せが得られるという考え方です。

人間の幸せは4つ。①愛され、②褒められ、③役に立ち、④必要とされること 働くことで、そのすべてを得ることが出来るとおっしゃいます。

 

 「福祉主義」とは、企業は利潤追求だけでは存続できない。資本主義に加え、福祉主義を提案されています。

幸せ=福(物質的)+祉(精神的)は企業こそ担うべきもの。という考え方です。

 

 日本理化学工業(株)は知的障害者が全従業員の7割以上を占めながら、チョークのシェア日本一。渋沢栄一賞をはじめ、数々の賞を受賞し、画期的な新商品開発など、利潤と福祉を両立させています。

 

 健常者では30分程度しか続かない集中力が、知的障がい者の中には何時間も高いレベルで続けられるそうです。

まさに、周利槃特(しゅり・はんどく)の下座行そのものです。

こういった、無言の説法が出来る人達。

「この子らに世の光を」ではなく「この子らこそが世の光」

深いい~深いい~!