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システム開発の今昔

 今、在庫計算と発注のプログラムを作成してもらっています。

昔、2度、販売管理ソフトを外注したことがありますが、その時と比べると、「時代が変わったなあ」とつくづく感じます。

 

 よく、何でもかんでも「昔の方が良かった」という人がいますが、僕は絶対に「昔よりも今、今よりも未来の方が良い」と思います。

道は舗装され、おいしい物が食べられ、瞬時に連絡が取れて、クーラーの効いた部屋で眠ることが出来ます。

藤原道長や豊臣秀吉など時の権力者よりも、現代の庶民の方が、ずっとリッチで優雅で、衛生的な生活を送れています。

 そこには人間の「もっと良くしよう、もっと快適にしよう」という向上心と、絶え間ない智恵や工夫の積み重ねがあります。

 

 ですから、来たる「AI社会」も、きっと素晴らしい未来が待っていると思っています。

「職を奪われる」とか「ロボットに支配される」とか悲観する報道がありますが、それは計算できない未来を不安がっているのだと思います。

 リスクを恐れ、何もしないのが一番のリスクです。

  何もしないと、失敗や損しません。

  失敗や損がないと、経験が積めません。

  経験して改善しないと、自信がつきません。

  自信がないと、不安と恐怖で悲観的な考え方になります。

  悲観的になると、動けません。 

 僕は、「失う勇気」をいつも持っていたいと思います。

 

 さて、話をプログラム開発に戻します。

 

開発のやり方

昔(20年前)

 

 プログラマーが来て、「あ~でもない、こ~でもない」と、顔突き合わせ、何度も打合せ。

 

 顔を合わせるコミュニケーションは伝わった雰囲気や満足度が高いものの、実際は誤解や理解不足が多いように思います。

 

 打合せに関する費用(交通費・時間代金)が大きいのも特徴です。

 

 日本中のプログラマーから優秀な方を選べます。

その中で、札幌の方とメールにて連絡。

 文字だけのやりとりは、正確に伝わるかがキーポイントです。何十回とのやりとりの中で、今回、「伝え方」の良い勉強になりました。

 

 パソコンの遠隔操作も活用。

 勝手に目の前のPCが動いている、気色の悪さがたまらなくステキ!

 


費用

セミオーダーの販売管理のソフトでしたが、1つは150万、もう一つは70万くらいだったと思います。

何年も大切に活用しました。

今回のは約10万円。オーダーで個別仕様にもかかわらず、安くなりましたね!