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娘に言えない高齢者のホンネ①

 昨日、2週間お休みされていた、クラッカーさん(仮名)がくるみーるでの移動販売に来られました。

クラッカーさんは、かつて「ミス広島」としてご活躍されたほどで、今もキレイで上品なお客様です。

 

先週末は娘さんとバス旅行、先々週末はお孫さん宅へご招待だったそうです。

でも、来られて、いっよにお買い物されてるご近所様に、「やっぱり家が一番やわ~!」と。

「バスに乗ってるだけなのに、疲れて疲れて……。やっぱり歳やわ~。」「もうこれで最後!」

 

2週続けての外出に身体が悲鳴を上げてしまって、点滴を打ったのよ!

そんなこと、口が裂けても娘に言えんし・・・・・。

 

親孝行をしてくれている娘や孫の善意をムゲにするわけにいかないクラッカーさん。

娘には心配かけまいと、旅行中も「しんどい」とは言えず、気丈にふるまっていたようですが、

本音は、自分のペースで生活を一人静かに過ごしたいみたいです。

 

歳を重ねると、どんな気力・体力になるのか、自分がそうなってみないと、分からないものなんでしょう。

ボクも、今の自分の基準で考えないように、改めて注意しなければと思いました。