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娘に言えない高齢者のホンネ②

これは、ウチの妻が実家の母とのやり取りを書いた、実話。

ノンフィクションです。

 

妻のおかあちゃん(僕からすると義母)は、腎臓の数値が悪く、透析を薦められても、「嫌や」、「自分の人生好きにさせてくれ」と、言うことを聞かない肝っ玉母ちゃんです。

 

妻とお母ちゃんの電話では「何も不自由はない」「買いたいものもない」「欲しい物もない」「体も大丈夫」「心配ない」と言います。

 

でも、先日、子供(お母ちゃんからすると孫)が行ったとき、「おばあちゃん、だいぶ腰が痛そうやで~」とチクられて、妻に整体院へ強制連行されることとなりました(笑)

 

整体院の隣のスーパーで、ついでに、買い物をしたそうですが、ついにお母ちゃんが本音をバクロ!

 

「ああよかった!トイレットペーパーもう無くなるとこやってん。無くなったらどないしようと思っててん。」

「○○ちゃん(近所の仲良し)から、ワタシ行かれへんから、亀の子タワシ買ってきて」と会うたび言われて、もうそれで買わないと!買わないと!としんどくなってってん。」自分もしんどいのに、近所に頼まれ物まで引き受けて・・・・・。

「お人よしもいい加減にしときや!」と妻に怒られながらも、ヨロヨロ歩くお母ちゃん。

お母ちゃんは、同じ敷地に息子夫婦と暮らしています。それでも気を遣って頼めない人・・・・。

 

妻は見ていて、寂しく切なくなったと言っていました。

 

世の娘さん、息子さん!

ご高齢のお父さんお母さんは「本当の本当に」元気でお過ごしですか?

 

元気でいてくれるはず。そう思いたいだけではないですか?

 

お父さん、お母さんは嘘をつきますよ!

我慢していますよ!

無理してますよ!

不便をしていますよ!

          あなたのために・・・・・

 

娘に息子に「余計な心配をかけたくないから」「気を遣わせたくないから」「自分が迷惑をかけている事が嫌だから」

「娘も忙しいのにこんなことで頼むのは気が引けるから」「遠いところから来てもらって、お金を使わせるのが辛いから」

 

ボクはこんな高齢のお客様を嫌というほど見てきました。

 

玄関で倒れているのに、「ここは涼しいから、横になっていただけや!子供には言わんといてくれ」と言ってた方や、認知症が進んでいるのに気がついていない方、いつ倒れてもおかしくないのに、連絡しても信じてくれない息子さん・・・・・。

 

 くるみーるは移動販売を通して、毎週見守りをしています。

それは、「自宅ですごせる毎日を1日でも長くしたいから」です。

多くの方がそれを望んでいます。

 

 高齢になると、施設に入所したり、入院されることになったりするリスクも増えてきますが、早いうちから、自宅生活サポートに手を打っておくことが、経済的にも精神的にも親族の負担的にも最善ではないかと考えています。

 

ご近所さん、ケアマネさん、ヘルパーさん、デイサービスや配食、移動スーパーなど、多方面から支援をいただきながら、1か月でも1日でも長く、自宅で平穏な毎日を過ごすことが大切だと思います。